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大学

筑波大学

『スーパー英語 Academic Express 2』は、まさに「学術英語教育の育成」に直結する教材

20121118 掲載

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世界有数の研究開発都市つくばの中核を占める総合大学として、数々の研究者を輩出している筑波大学。世界各国から多くの学生が集まり、国際色豊かな大学でもあり、世界的研究・教育拠点として国際的に活躍できる人材育成を目指している。

 現在、筑波大学外国語センターでは、特に英語教育に関して研究重視を指向した一般学術目的の英語(English for General Academic Purposes(EGAP))の運用に資する人材を育成するという理念を掲げている。さらに、2013年度には現行の3学期制からセメスター制(2学期制)への移行を控えており、新カリキュラムの実現の一環として、昨年度末より、クラウド型e-Learning教材『スーパー英語 Academic Express 2』 を導入いただいている。   
このような背景の中で、製品を導入いただいた経緯や活用状況、今後の展望について筑波大学外国語センターの3名の先生方にお話を伺った。

《導入経緯》
セメスター制への移行に向け、アカデミックな学術目的の英語への橋渡しとして導入

 「2013年度よりセメスター制になることで、それに対応するカリキュラムを作成しているが、対面授業の時間の削減が決まっていたので、いかにして自宅での自学自習に取り組んでもらうかということを考慮して導入に踏み切った。また、本学の理念である、「学術英語力の育成」が大きな柱としてあるので、「英語基礎:考える力」、「異文化と英語:気づく力」、「総合英語:使える力」といった異なる観点での英語力を身につける機会も提供したかった」と小野先生。
そして、島田先生は、「1年生の初めのころに自学自習を習慣化させたい。良い英語教育をきちんと受けてほしい」と強調され、「学術英語をしっかりと学生に身につけてほしい」と述べられた。『スーパー英語 Academic Express 2』は、教材の質、ボリュームともに、その思いに応えうる品質を持った教材として選定されたという。
「私の考えでは単なる自学自習で自由に使用してくださいといった野放しにしたものではダメ。きちんと授業にブレンドし、アサインメントして利用すべき」と、教員の初期アサインメントが質の高い自学自習の契機となる点を、島田先生は加えて強調する。
「学術英語の基礎を勉強すれば、将来的に幅広い分野でも対応できる。アカデミックに見合ったもの、クラスのレベル・量にあったものを『Selected Training』機能を利用して選択し、多量の英語に触れることができる教材としてうまく機能するようにもっていきたい。
最初は、外的モチベーション(アサインメント/ノルマ)できっかけを与えてトレーニングし、基礎の部分がしっかり定着してくれればよい。クラウドというサービス形態に注目するのではなく、結局、教材はコンテンツが重要。それだけの可能性を持った教材である」と、島田先生は、『スーパー英語 Academic Express 2』に大きな期待を寄せている。

《導入状況》
導入後数カ月で自学自習で活用できるという手ごたえを得る

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「受講者一覧」機能。
受講者が、ボキャブラリーやリーディング等重点を置いているポイントを分析できる。

 実際に学生がどれだけ自学自習に取り組んでくれるのか、試験運用期間中の1ヵ月半において、小野先生による調査が行われた。
『スーパー英語 Academic Express 2』は、テストの点数以外にも日々の継続により学習マイレージがたまる方式だが、「獲得マイルが5000マイルを超えた学生がいた」「今週はリーディングを多く学習する学生が多かった」等、学習の量や傾向について、調査結果を毎週フィードバックしたという。
また、『スーパー英語 Academic Express 2』は、「受講者一覧」機能により、学生ごとの学習状況をリストで参照でき、リストはCSVファイルに出力することも可能だ。
小野先生が最も多くマイレージを獲得している学生に話を聞いたところ、「授業でも自宅でもどこでも同じ環境で違和感なく利用できるので、思ったよりも自宅で学習する機会が多かった。これからも利用していきたい」と話しており、先生も手ごたえを感じたという。
この教材の良さとして、「いつでもどこでも自学自習ができるクラウド型サービスとしての利便性」と、「ポートフォリオ機能で蓄積される学習記録が学生のモチベーションを維持し、教員もその記録を確認できるというインタラクティブ性」の2点を小野先生は挙げられた。
先生方のお話からは、『スーパー英語 Academic Express 2』の機能を存分にご活用いただけている様子が窺える。さらなる有効活用事例について、今後も継続してレポートする機会を探っていきたい。

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「Class Portfolio」 学習の記録をクラス単位で分析し、視覚的にわかりやすく表示。

 長野先生は、「読む、書く、聞く、話す」の4技能を伸ばすことを目指す、1年生の総合英語を担当している。この4月から、『スーパー英語 Academic Express 2』を授業と自習学習の両方でご利用いただいている。
「今の学生は、いくら親切にこんな教材があると説明をしてもなかなかやらない」
このような事情を考慮し、『スーパー英語 Academic Express 2』の700以上の講座が含まれているTraining Bankの中から、単位の取得に関わる課題としてアサインできるSelected Training機能を利用し、毎講義に3問程度、クラスのレベルに応じて出題している。
さらに、「何日から何日までという期間を設定でき、自由度もあり且つ制約もあるといったスケジュール機能も大変便利である」と話され、課題を出すことで、自宅での学習から授業での復習という“ほどよい強制力”を持った学習習慣の定着を目指している。何度か繰り返して習慣化していくと学生も自分の中でリズムができ、参加率も向上するとのこと。

 長野先生によると、今の学生はパソコンの操作は大得意であるという特徴があり、その特徴を利用してゲーム感覚で取り組んでもらうことが、まず重要であるという。
そして、「ゲーム感覚で大量の英語を浴びることで身につけた基礎力を、学術英語力の向上につなげるねらいがある」と解説をいただいた。

《展望》
翌年度には全学年への導入を。学生に自習の習慣や自尊心向上のために

 「先生方に対してCALL講習会を実施し、『スーパー英語 Academic Express 2』をはじめとしたe-Learning環境の利便性をどんどん活用していただけるように促し、その先生からまた二次的に広めていただいて、できるだけ多くの授業の中で取り入れてもらうことで、全学的な自律的学習環境の構築に結び付けられたらいい」と、小野先生からは今後の展開についての熱い意気込みが伺えた。
筑波大学はセメスター制への移行に伴う対面授業時間数の減少傾向に強い懸念を抱いている。この問題に対し、「自学学習時間の確保」という方向で解決策を模索しているが、『スーパー英語 Academic Express 2』の「いつでも・どこでも利用できる製品」という特徴がニーズに対応していると言える。
そして、長野先生からは、「実際の授業時間は75分しかないので、家でも、授業でもアウトプットができるという利点をフルに活用したい。教科書は紛失等の可能性はあるが、クラウド型コンテンツなのでこちらは安心。また、使えば使うほどお得感はある」と。
さらに、「教材はとにかく持続性が大事。面白いから最初はみんなやるかもしれないけど、真価はこれから問われると思っている」と厳しくも大きなご期待を寄せていただいた。
最後に、島田先生は、「リスニングにしてもリーディングにしても、アカデミックレベルの学術英語の基礎力をつけるための方法として、『スーパー英語 Academic Express 2』の特徴である「たくさんの問題・たくさんの音声」を通じて学術英語の基礎力をつけていくことができるし、学習意欲がある学生にとっては、TOEIC®テストやTOFEL®テストのチャレンジにも役立つという副産物もあるだろう。そして、「『スーパー英語 Academic Express 2』は、インターフェイスも動作もコンテンツも精査したところ、従来型リーディングにも、自然科学や社会科学といった分野への対応という観点からも、十分に利用価値がある内容。総合英語で取り上げている「読む、書く、話す、聞く」の4技能に最も親和性があるのが『スーパー英語 Academic Express 2』であるとも考えている」と、『スーパー英語 Academic Express 2』への期待を具体的に話された。  

 3名の先生方のお話からは、筑波大学が理念として掲げる「学術英語力の育成」を実現すべく、日ごろから心を砕かれている様子がひしひしと伝わってきた。
『スーパー英語 Academic Express 2』がその一助となれば、これほど嬉しいことはない。

※記事中のご所属や職位は取材当時のものです。