大学 CaLaboLMS

愛知学院大学

『CaLabo LMS』で授業を学生主体の時間にする

20130430 掲載

愛知学院大学文学部では、2012 年8月に講義支援システム『CaLabo LMS』を導入した。システム導入を中心となって支えた同学部グローバル英語学科の上田恒雄教授のもとを訪ね、導入の経緯や今後の展望を伺った。

愛知学院大学
1876 年創立の中部圏有数の伝統校。仏教精神に基づき、人間性を重視した教育を行う。文・心身科学・商・経営・法・総合政策・薬・歯の8 学部17学科に1万名以上の学生が学ぶ総合大学。
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学生一人ひとりのレベルに合った教材を提供したい

 上田恒雄先生が学習管理システムの導入を検討したのは、英語の授業における学生の学力差が顕著だったことがきっかけだった。
グローバル英語学科では、入学後に英語のプレースメントテストを行い、学生をAからDの4つのレベルに分けて授業を行う。上田先生によると、中間層にあたるBとCのクラス内では学力差はあまりないが、上位のAと下位のDのクラス内では学力差が大きく、全員が同じ教材に取り組むことに無理があるという。
「自分の能力よりも少し上のものに挑戦するとき、人間の能力は最も伸びます。私の授業では、一人ひとりのレベルに合った教材を提供して、学生の英語力を最大限に伸ばしてやりたいのです」と上田先生は声を強める。やさしすぎる授業で英語が得意な学生の学習意欲を減退させてはいけない。一方で、苦手な学生にも英語力がつくよう指導していかなければならない。そこで、CALLシステム導入に際して、レベル別に教材やアクティビティが登録・管理できる『CaLaboLMS』の採用に至ったのだ。

多様なファイル形式に対応した『CaLabo LMS』

 講義支援システム『CaLabo LMS』は、授業内容の管理から、授業で使用する教材や資料の提示、学生の学習状況の確認・管理、学生のポートフォリオの作成まで、シームレスな学習環境を支援するシステムだ。なかでも上田先生が注目したのが、さまざまな教材を登録してCALL教室での授業で利用できる点だった。学生にとっても教員にとっても使いやすいという操作性の良さ、登録できる教材の幅が広いという柔軟性の高さが、決め手になった。
映画から英語の試験対策教材まで、授業で使用する教材はできるだけバラエティ豊かにするよう、上田先生は心がけている。90 分間の授業では、めりはりをつけないと学生が飽きてしまうためだ。「音声や画像など、教材のファイル形式はさまざまなので、多様なファイル形式に対応している『CaLaboLMS』は大変便利です。アナログ教材のデジタル化もスムーズなので助かります」と上田先生は笑顔を見せる。

機能を活用した新たな取り組みに期待を込める

 上田先生が担当する授業のうち、CALL教室を利用するものは、1・2年生のリスニングだ。授業では、英語をたくさん聴いて耳を鍛える「多聴」を心がけ、聴き取った内容を書き取るディクテーションや音声を追いかけて発音するシャドーイングでリスニング力を鍛えている。現在は、書き取りや小テストの際に紙を使うことが多いが、将来的にはペーパーレスにし、ファイル配布・提出機能などを活用したいという。「システムをうまく活用し、意欲ある学生は自分でどんどん進めていけるような授業にしたい」と上田先生は意気込みを語る。
「『CaLabo LMS』には多くの機能があるが、すべてを使う必要はない。使える機能、使いたい機能を使えばいい」そう話す上田先生は、新たな取り組みにも意欲的だ。そのひとつが、学生のポートフォリオの活用だ。他の教員とも情報共有をして学生一人ひとりの状況を把握し、きめ細やかな指導に役立てていきたいと期待を込める。また、上田先生が最近注目している学習スタイルが「ピアシステム」だ。これは、英語が得意な学生と苦手な学生をペアにして、学生間でサポートさせるというものだ。グループ学習やペアワークの機能を使って、授業にもピアシステムを取り入れていきたいという。さらに、同機能を利用して、学生自身に教材を作らせることも考えているという。

『CaLabo LMS』を活用して学生主体の授業を展開したい

 「教員は授業の準備には力を入れるべきだが、授業中は主役になってはいけない」と語る上田先生は、「授業とは、教員が一方的に何かを提供する時間ではなく、学生が主体的に頭を使って作業をする時間であるべき」だと主張する。事前に綿密な準備をし、授業中は学生一人ひとりに目配りする余裕を持つ。上田先生が重視する授業の在り方を支えるものとして、『CaLaboLMS』を活用していきたいという。「授業で使用する教材を、できるだけ多く、事前に登録しておくこと、そして、授業がスムーズに進行するような機能を多用することで、授業を学生主体のものにしていきたいと思います。今後は、さまざまな機能についてさらに学んで試行錯誤しつつ、システム活用の幅を広げていきたいと考えています」と、上田先生は今後の抱負を述べる。
文学部では、13年度より『CaLaboLMS』の本格的な利用が始まる。その可能性の広がりに、上田先生をはじめ教職員の期待は大きく高まっている。

製品導入の経緯

● 学生間の英語力の差が大きく授業が進行しにくい。
● CALL 教室で多種多様な教材を利用したい。

今後の展望

● グループ学習やペアワーク機能をさらに活用する。
● ポートフォリオを活用し、きめ細やかな指導を行う。
● 事前準備に時間をかけ、学生主体の授業を展開する。

※記事中のご所属や職位は取材当時のものです。

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