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大学 InterWriteReponse

東京医科大学

瞬時に学生の理解度を把握

20090621 掲載

直後の解説で学習効率もアップ!

循環器内科
主任教授
山科 章先生

 オーディエンス・レスポンス・システムが、新たな教育ツールとして多くの先生方の関心を集めている。東京医科大学循環器内科教授・山科章先生は、いち早くそれに注目。早速『Interwrite Response』を新規導入した。今回、同学で初めて『Interwrite Response』を活用した講義が行われると伺い、山科先生のもとを訪ねた。

学生の心を掴んだ『Interwrite Response』

▲無線リモコンを一人一台ずつ持って、手元のボタンで解答。多肢選択や正誤問題など幅広く使える。

 当日は、5年生を対象にした内科の講義が行われた。開始してまもなく『Interwrite Response』の無線リモコン(『RPS』タイプ)を一人ひとりに手渡された学生たちは、初めて体験するレスポンス・システムに興味津津といった様子だ。
『Interwrite Response』の活用に必要なのは、ノートパソコン、プロジェクターのほか、リモコンとUSB接続の無線レシーバだけ。ノートパソコンにレシーバを差し込み、リモコンを学生に配れば準備完了だ。先生がスクリーンに投影した問題に学生がリモコンで解答すると、結果が瞬時に集計される。
「今日はこれを使ってテストを行います。まずは、操作方法を覚えてもらいましょう」 山科先生の合図で、教室前方のスクリーンに第1問が表示された。手はじめに、学生の学年を尋ねる問題で、選択肢は1年~6年の6択。手元のリモコンの数字を選んで送信するだけの簡単操作のため、学生たちはすぐに要領を得たようだ。解答の制限時間の30秒後、スクリーンには、全員が5年生を選択したという結果がグラフとともにパッと表示された。即時に結果の分かるシステムに、学生からは「面白い!」との声があがる。さっそく彼らの心を掴んだようだ。

使い慣れたPowerPointで問題作成ができる!

 今回、山科先生が事前に用意された問題は全部で20問。これまでの講義の確認テストとして、山科先生が作成された。その一例を紹介しよう。

【問題】心膜液貯留を来たすことが最も少ない疾患はどれか?

1.甲状腺機能亢進症  2.急性心筋梗塞  3.急性心膜炎  4.SLE  5.大動脈解離

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結果がリアルタイムに表示されるので、学生の集中力が途切れることなく講義が進んでいく。

 正解は、1番の甲状腺機能亢進症。スクリーンには、解答とともに、正解率と、それぞれの番号に解答した人数が瞬時に棒グラフで表示された。その問題に対するクラスの理解度がひと目で明らかになった瞬間だ。 
問題は山科先生がPowerPointで作成されたもの。『Interwrite Response』は、PowerPointと連動性があり、PowerPointに表示される「New Question」ボタンをクリックするだけで、スライドに問題を埋め込むことができる。図表の挿入やアニメーション効果などを交えたスライドも活用できる便利さも、教育現場で支持される要因のひとつであろう。 
また、山科先生は、正解を表示する度に、その問題のポイントについて的確な解説を加えていた。学生にとっては、瞬時に自分の正誤がわかり、間髪入れずに先生の解説まで受けられるのだから、その学習効率の良さは言うまでもない。

「使い勝手の良さ」に、学生も先生も満足

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学生の解答は自動的に集計・グラフ化。学籍番号などを登録しておけば、成績管理にも利用できる。

 講義後、学生たちに感想を聞くと、興奮気味に、率直な意見が返ってきた。 
「答がすぐにスクリーンで表示され、先生の解説も受けられるので、しっかりと理解することができた」 
「時間制限があるので、自分で問題集を解くよりも緊張感があり、集中できた」 
「結果がすぐに丸分かりになってしまうので、頑張ろうと思った」 
「みんなの解答が分かる点が良い。こういう間違いをする確率が高いということも分かるので、自分も気をつけようと思った」 
彼らにとって、初めての『Interwrite Response』体験だったわけだが、新たな学びの機会を実感したようだ。

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 最後に、山科先生にご感想を伺った。 
「学生が間違いやすい問題、理解していない問題が分かりました。理解度がその場で把握でき、その場でフィードバック出来るのがいいですね。通常の試験では、採点してもすぐには解説できませんから。学生が分かっていない点を把握して、それに対して即座に説明できるのは、非常に使い勝手の良さを感じます」 
『Interwrite Response』で、学生たちの理解度がより正確にとらえられたと語った山科先生。 
今後も、『Interwrite Response』を講義中の小テストやアンケートに取り入れたり、時には国家試験対策のテストに取り入れたりするなど、様々な形で有効にご活用いただけるにちがいない。

※記事中のご所属や職位は取材当時のものです。