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中学校 英検CAT

うるま市立あげな中学校

『旺文社・英検CAT』が高めた英語の学習意欲

20130430 掲載

うるま市立あげな中学校では、2010 年8月に『旺文社・英検CAT』を導入してから、わずか1年で英検受験者と合格者が倍増した。生徒たちは英検に合格することで英語の学習意欲を高め、英語を使って活動することへの興味を広げている。

うるま市立あげな中学校
全校生徒数が700 名を超える市内でも最大規模の中学校。
2010 年に校内のパソコン教室2 室に導入した『旺文社・英検CAT』を使って、生徒は各自のレベルに応じて学習している。その効果が顕著に現れ、英検合格者数が伸びてきた。
〒904-2214 沖縄県うるま市安慶名40
TEL 098- 972- 3276
FAX 098- 972-2784
URL http://agena-chu.edu.city.uruma.okinawa.jp/index.php

英検に興味を示す生徒が少なかった

 学力向上が課題となっていたあげな中学校では、全校をあげて資格検定に取り組み、基礎学力をつけることをめざした。英語科では、英検に向けた学習を取り入れようと、生徒が自らのペースで学習でき、学習記録が残る『旺文社・英検CAT』を3年前に導入した。これまでの英検受験は任意で、受験者数はごくわずか。大屋藍子先生によれば、「受けてもどうせ受からない」とあきらめムードが漂っていたそうだ。それだけに、英検のメリットを説明しても、受験には結びつかなかった。
校内にはパソコン教室が2室ある。『旺文社・英検CAT』は2010年8月に、すべてのパソコンに導入されたが、パソコン教室は技術・家庭科の「情報」分野で多くの時間を利用するため、英語科が教室を利用する時間が取れない。導入した年は授業で活用せず、放課後に開く英検受験者向けの対策講座の学習に取り入れた。

『旺文社・英検CAT』が少しずつ浸透

 導入して初めての英検は第2回検定。受験者は71名、合格者は34名だった。生徒はe-Learningという学習方法に目新しさを感じ、英検終了後も自宅のパソコンで学習を続けた。そして、第3回検定では45名が受験して、合格者は27名。5級は受験者の8割を超える19名が、4級と3級は受験者の半数近くが合格した。校内では英検に対する意識が高まり、『旺文社・英検CAT』による学習が生徒に広まっていった。
2011年度になると、受験者数は大幅な伸びを見せる。1年間学んだ成果が現れて合格者も伸びた。受験者97名に対し、合格者は56名に。前年度と比べると、受験者数は5級が23名から43名に、4級が14名から33名に、3級が4名から18名となり、2〜4倍の増加となった(グラフ左)。合格者も5級は19名から40名に、4級が6名から10名に、3級は2名から6名となり、2倍から3倍に増えた(グラフ右)。

授業で取り入れ、英検受験者が急増

 2012年度を迎え、2年生を受け持った大屋先生は、授業でも取り組む方針に切り替えた。そこで、年度の初めにすべての生徒に『旺文社・英検CAT』を紹介し、自分の学籍番号にもとづいたIDとパスワードを取得して、操作方法を学ばせた。その後、6月、10月、1月の年3回の試験日程に合わせて、それぞれ1時間ずつ授業内で英検の過去問を使って学ばせた。
英検受験の経験がない生徒も、英語を苦手とする生徒も、楽しみながら学べた。過去問に触れ、生徒は「これなら合格できそう!」と自信をつけた。自宅でもインターネット環境があれば学習でき、「学習の記録」がイラストで表示され、修得・未修得がひと目でわかる「単語帳」が作られることから、学びの意欲を高めていった。そして、第2回検定では180名、第3回検定では110名が受験するに至った。

英語への向き合い方が変わってきた

 大屋先生は、英検の教材研究をする手間が省け、生徒に接する時間が増えたことを喜んでいる。
「生徒のレベルに応じた問題集を探すだけでも、時間がかかりますが、『旺文社・英検CAT』には、必要な内容がすべてそろっています。そのため、時間的なゆとりができて、一人ひとりにきめ細かく指導できるようになりました。ネイティブの発音に触れてリスニング力を磨けるのもいいですね」
二次試験の面接対策にも有効だ。
「生徒は動画で面接の流れを知ることができ、安心して本番に臨めたようです。また、予想問題で、解答のコツをつかみ、繰り返し自学自習して、合格をつかみました」と大屋先生は話す。
そして生徒たちは目標を設定し、学習計画を立てて学習に臨むようになった。こうした姿勢の変化が、英語への向き合い方も変えた。
「ホームステイや留学の希望者が出てきたんです。校内のスピーチコンテストやストーリーコンテスト出場希望者が増え、本選出場者を審査で選ぶまでになりました。市のスキットコンテストに出場した生徒もいます」と大屋先生は興奮気味に述べた。導入して3年目。校内での活用の仕方が見えてきた。大屋先生は「今後は全校で『旺文社・英検CAT』を取り組むつもりです。1年生で学習方法を徹底し、3年生になる頃には自学自習のスタイルが身についているようにしたいですね」と笑顔を浮かべた。

英検受験者数・合格者数の推移

教材導入の経緯

● 学校として学力向上のため資格取得を奨励し、英検受験も推進することになったため。
● 学校や自宅で手軽に取り組め、実力も診断できるので効果がわかりやすい。

導入後の変化・成果

● 英語が苦手な生徒でも楽しみながら取り組み、英語学習への意欲がわいた。
● 英検受験者が増え、それに伴い合格者も増えた。
● 英検合格により、英語に対する自信がつき、さらに上の級をめざそうとする生徒の意欲が高まった。
● 学習履歴が残るため、生徒は目標を設定して学習計画を立てやすくなり、先生も学習記録を成績処理の参考にできる。

課題と今後の展望

● 授業でもっと活用して、英検対策に取り組み、受験者と合格者をさらに増やしていきたい。
● パソコン教室は情報の授業と調整しながら使用するため、使える時間が限られるので、放課後にも英検対策講座を開き、生徒の学習機会を増やしていく。

※記事中のご所属や職位は取材当時のものです。