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小学校 フラッシュ型教材

狛江市立狛江第五小学校

子どもの様子を観察し、スモールステップで難易度を上げる

20130430 掲載

市内のすべての小学校(6校)に『小学校のフラッシュ基礎・基本』を導入した、東京都狛江市。市立狛江第五小学校では、若い先生だけでなくベテランの先生もその効果を実感し、積極的に活用している。

狛江市立狛江第五小学校
1968 年に創立した狛江第五小学校。2001年には校内にパソコン室が開かれた。2012年度は「子どもの考えを深めるICTの活用」をテーマとした研究に取り組んできた。
〒201- 0002 東京都狛江市東野川1- 35-13
TEL 03- 3489- 4430
FAX 03- 5497-7355
URL http://www.komae.ed.jp/ele/05/

5年生算数・角柱
『小学校のフラッシュ基礎・基本』で、角柱の部分の名称を練習(約5分)
  1. 答え付きで、表示速度は手動でゆっくり。表示順は正規順前から。全10 問。
  2. 同じ問題を、ランダムで。表示速度3秒。
  3. 同じ問題を、今度は表示速度1秒で。
  4. 答えなしで、速度は2秒。
  5. 最後に、答えなしで、速度は1秒。

授業の終わりにリクエストタイム。好きな図形問題を練習(約5分)
  1. 『小学校のフラッシュ基礎・基本』に収録されている図形問題の中から、リクエストの多かった問題「直方体・立方体」を練習。まずは答え付き、手動でゆっくり表示。

子どもを観察し、学習意欲が伸びるように難易度を調整

 竹谷正明先生の授業では、同じ問題を、表示速度や表示順を変えながら何度も取り組ませている。「初めてフラッシュ型教材に取り組むときは、まず答え付きを手動でゆっくり表示し、みんなで問題を確認します。2回目は答え付きを表示速度3秒で、3回目は表示速度1秒で実施。その様子を見て、4回目以降の表示速度や表示順などを調整しています」スモールステップで、少しずつ難易度を上げていくのがポイントだ。
「同じ問題を同じ方法で繰り返していると子どもは飽きてしまいます。『難しそうだけどやってみよう!』と挑戦心をかきたてられ、なおかつ『難しすぎる』とあきらめてしまわない程度に、少しずつ難易度をアップします」
目の前の子どもに合わせて難易度をその場で調整できるのも、フラッシュ型教材の特長の一つだ。森永ひさぎ校長は「紙のフラッシュカードなどのアナログ教材にはない、ICTならではの良さでしょう」と語る。
難易度を調整するには、子どもの様子をじっくり観察することが不可欠。竹谷先生は座席表を手に観察し、チェックしていた。正解できたか自信を持って答えているかなどを観察し、一定のレベルに達していない子どもや個別指導が必要な子どもに△印をつけている。フラッシュ型教材は知識を定着させるツールであると同時に、子どもの現状診断ツールにもなるのだ。

シンプルだから授業に組み込みやすい。初めてでもすぐに使える

 この日は和泉航先生が受け持つ2年生の国語と、海谷真広先生が受け持つ4年生の社会の授業も見た。どの先生もフラッシュ型教材とノートを併用したり、声かけや答えさせ方に工夫をこらしたりと、見事に使いこなしていた。
「フラッシュ型教材はシンプルな教材。シンプルならではの良さがたくさんあります」と竹谷先生。「操作を練習せずともすぐに使えるようになる。どんな場面で、どう使えばいいか、どんな指導をすればいいかもイメージしやすい。そしてシンプルだから、授業に組み込みやすい」と話す。今まで培ってきた指導技術や授業計画との親和性が高く、使う側の工夫とアイデアで、柔軟に使える教材だと感じている。
短時間で取り組めるのも、フラッシュ型教材の良さ。授業のちょっとした空き時間に、「フラッシュやってみよう」と取り組むことも多いと言う。
森永校長はフラッシュ型教材をはじめとするICTで、学力向上の手応えを感じている。「ICTで子どもの集中力が高まるのを、多くの先生、特にベテランの先生方が実感しています。本校では、若い先生もベテランの先生も、積極的にICTを活用しています。こういう教材を待ち望んでいたと言っても過言ではありません」と語った。

楽しいから学習効率も上がる。もっとフラッシュを広めたい

 フラッシュ型教材の効果について、森永校長は「基礎・基本を定着させるのに効果的です。学年が上がるほど、覚えなければならないことは増えますが、フラッシュを使ってしっかり習得してほしいと思います」と話す。
「子どもたちもフラッシュが大好きで、『フラッシュをやるよ』と告げると、顔が輝き、盛り上がります。嫌々取り組むよりも、前向きに楽しい気持ちで取り組んだ方が、定着にもいい影響が出るのは当然。子どもの積極的な学習姿勢や意欲を引き出す効果もありますね」と竹谷先生は喜ぶ。覚えるのが苦手な子どもでも、フラッシュ型教材には進んで取り組んでいる。
「フラッシュ型教材は、子どもの顔を見ながら操作できるのもいい点です。個々の様子を観察し、学習進度や課題を、その場で把握できます」と話す森永校長は、もっと多くの先生にフラッシュ型教材を使ってもらいたいと言う。
さらに、「フラッシュ型教材を活用した授業を日常的に10分程度公開して、多くの先生方に見ていただきたい。たった10分見ただけでも、フラッシュ型教材の良さは十分わかってもらえると確信しています」と強調した。

普通教室のICT整備をさらに進め、学びたいときに学べる環境を整えたい。

狛江市教育委員会教育部指導室 指導主事 篠塚 幸次先生

 2013年度に、市内の小学校のPC教室を廃止する予定です。授業中にICTが使いたくなったとき、PC教室に移動していたのでは、時間の無駄が多く、子どもの集中も途切れます。普通教室で、日常的に、授業の中で、ICTを活用することが大事です。そのため、市内の全小学校(6校)にプロジェクタや実物投影機を整備し、『フラッシュ 基礎・基本』も導入。使いたいときにすぐICTを使える環境を整えました。「思考力・判断力・表現力」を養うには、基礎知識が必須ですが、その定着にフラッシュ型教材が効くと感じています。
さらに、市内の全小学校にiPadを41台ずつ、特別支援学級の20 台を含めて計266台導入する予定ですが、自分で教材を選択し、繰り返し練習して弱点を克服する個別学習端末としても期待しています。

※記事中のご所属や職位は取材当時のものです。