小学校 フラッシュ型教材

東みよし町立 足代小学校

フラッシュ型教材活用初心者とベテラン、それぞれに味のある二つの使い方を展開

20131002 掲載

フューチャースクール実証校である徳島県三好郡東みよし町立足代小学校では、フラッシュ型教材も活躍中。テンポよくフラッシュ型教材を答えさせるだけでなく、「提示してじっくり考えさせる」使い方も採用しているという。

東みよし町立足代小学校
足代小学校は、フューチャースクール実証校として、2010 年度から一人1台のタブレットPCを活用した研究を進めてきた。全普通教室に、77インチの大型IWB(電子黒板)、実物投影機、教師用PC、52インチ大型テレビなどを配備している。
〒771-2502
徳島県三好郡東みよし町足代2708
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漢字が苦手だった子どもがフラッシュで急成長!

 今年4月に赴任すると同時にフラッシュ型教材を使い始めた吉岡七奈子先生。使用歴はまだ3カ月程度だが、早くもその良さを実感している。

 「自動表示される分、子どもたちの様子を見られるようになりました。特に、勉強が苦手な子どもを重点的に見守れるようになり、うれしいですね」

 国語の授業は、毎時間冒頭でフラッシュを実施。漢字が苦手な子どもの学力がみるみる上がってきたという。

 「漢字が苦手で、紙のドリルでは集中力が切れて途中までしか書けない子どもも、フラッシュで漢字も覚え、集中力や学習意欲も高まりました。20点台だった漢字テストも、今では90点台まで取れ、『今日は全問書けなかった』と、泣いて悔しがるほどになりました」

 授業計画の工夫も活きている。この日も、漢字ドリルに取り組む前にフラッシュで練習し、フラッシュで練習した漢字を、紙の漢字ドリルに書かせた。フラッシュと紙のドリルがリンクする『小学校のフラッシュ くりかえし漢字ドリル』ならではの良さだ。漢字が苦手でも、「ドリルの前にフラッシュで練習すれば、簡単に書ける!」と自信を深めている。

 「文章形式と単語形式で出題方法を選べるのもいいですね。文章を読むのが苦手で飛ばし読みする子どもでも、単語形式の出題なら、自信をもってしっかりと答えられています」

子どもが自主的にフラッシュで練習学習意欲も高まる!

 「国語の時間は、毎時間冒頭でフラッシュを練習しています。やらないと、子どもたちから文句を言われる。許してもらえないんです(笑)」

 それだけでは足らず、子どもたちは休み時間などに合間を見つけ、自主的にフラッシュを楽しんでいるという。

 「デスクトップにショートカットを置き、いつでもできるようにしていますが、『新しい問題を入れて!』とリクエストしてくるほど、意欲が高いですね」

 この意欲の高さは、周りにも波及。算数が苦手だった子どもも、友だちが楽しんでいるのを見て、自分でも取り組むようになった。苦手なことでも、フラッシュなら楽しくできる! と自信と意欲が高まっているようだ。

授業の中盤や終盤でフラッシュをじっくり解かせる

 一方、6年生を担任する土井国春先生は、使用歴7年のベテランだ。

 「フラッシュをテンポよく解かせる従来の使い方以外に、じっくり考えさせる使い方を、現在研究しています」

 この日の算数の授業でも、フラッシュ型教材をじっくり見せて考えさせる活動が盛り込まれていた。

 まずは、デジタル教科書をIWBに映し出し、今日の目あてを全員に提示。三角形ABCを2倍に拡大して書く方法を考えるのが、今日の目あてだ。

 その後は『小学校のフラッシュ くりかえし計算ドリル』を使い、練習。2つの相似な図形を見て、どの角や辺がそれぞれ対応しているか、辺の長さや角度を問うフラッシュだ。次々に表示してテンポよく解かせるのではなく、1問1問じっくり見せて、土井先生が解説を加えながら進めていった。

 「授業の前半で学んだことを全員がしっかり理解できているかを、フラッシュをじっくり解かせることで確認。その上で、次の個別学習に進みます」

 フラッシュでポイントを確認しているので、全員がスムーズに個別学習に移れていた。その後はタブレットPCを使って、デジタルワークシートで図形を描く問題に挑戦。ワークシートをIWBに映して発表した後、授業の最後でもまたフラッシュに取り組んだ。

 「『小学校のフラッシュ くりかえし計算ドリル』を全員にじっくり見せて、今日の学びの定着度合を確認しました。この教材は教科書に準拠しているので、教科書をしっかり理解できているかを測る物差しとして最適です」

 その上で、『くりかえし計算ドリル』を全員に配布。今日の学びの応用問題を、紙ベースで解いた。そして実物投影機で子どものドリルをIWBに映し、子どもが解き方を解説。それを受けて土井先生が補足説明し、正解を映して全員で答え合わせをした。

 「応用問題を解くことで理解できているかを確認するとともに、子どもの学習意欲や挑戦心を刺激しています」

 テンポよく問題を解いて基礎・基本を定着させるだけでなく、フラッシュ型教材にはこのような使い方もあるのだと、あらためて気付かされた授業だった。

3年生国語
『小学校のフラッシュ くりかえし漢字ドリル』で漢字の読みを練習(約10 分)

①文章のフラッシュを見ながら、まず先生が読みを言い、全員で発声。
②先生は読みを言わず、全員で答える。
③次は、単語だけのフラッシュ。まず先生が読みを言い、全員で答える。
④先生は読みを言わず、全員で答える。
⑤正解率の低かった漢字を板書し、指名して読ませる。

『くりかえし漢字ドリル』で小テスト(約5分)

① 今フラッシュで練習した漢字を、紙のドリルで練習。I WB に問題を表示し、紙のシートに答えを書く。

株式会社 教育同人社
『くりかえし漢字ドリル』

6年生算数
授業の中盤に『小学校のフラッシュ くりかえし計算ドリル』でポイント確認(約10 分)

①授業の中盤に実施。今日の目あてにつながる重要点を、フラッシュで確認。教科書の問題を解くのに必要なポイントを、フラッシュで全員に周知徹底。全員が理解していることを確認した上で、個別学習に進む。

授業の最後に『小学校のフラッシュ くりかえし計算ドリル』で復習と応用問題(約10 分)

①個別学習終了後、フラッシュを使って、全員で考え方を再確認。その後、『くりかえし計算ドリル』を配布し、応用問題に挑戦。

※記事中のご所属や職位は取材当時のものです。

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