教育とICT活用事例 CASE STUDIES

ポイントを押さえたICT活用!

小・中学校
InterCLASS 2009年02月26日

子ども達の「そうか、分かった」の気づきと理解度がアップする

敦賀市立粟野小学校は、2007年8月、コンピュータ室をリニューアルした。最新のPC設備に加え、ネットワーク型学習評価システム「InterCLASS」と、中間モニタ画像転送システム「SMART300」を導入。先進的で快適な教育環境が整っている。
今回は、靍野寛男先生と本村弘幸先生のもとへ伺い、コンピュータ室の活用の様子や、普通教室でのICT活用の授業を拝見した。

敦賀市立粟野小学校
敦賀市立粟野小学校

 「敦賀市立粟野小学校」の歴史は、1873(明治6)年創立の金山小学に始まる。周辺の学校との合併等を経て、1892(明治25)年、粟野尋常小学校となった。現在は、「明るくたくましくみんなで伸びる子の育成」を学校教育目標として、子ども達の「個に応じた指導」を行っている。

敦賀市立粟野小学校
〒914-0141 福井県敦賀市莇生野47-11

http://edu.ton21.ne.jp/awa-syo/

子ども達へのPC操作指導が「InterCLASS」で快適に

▲「InterCLASS」の活用で子ども達への指導がスムーズに。

コンピュータ室には、本村先生と3年2組の子ども達が集まっていた。3年生の目標は、インターネットの検索の仕方を知ること。好奇心いっぱいの子ども達はPCを前にしてとても楽しそうだが、その反面、操作が分からずに戸惑うことも度々ある。
約30名の児童に対して、限られた時間の中で円滑に指導していくためには、授業支援システムが欠かせない。本村先生は、コンピュータ室の授業では必ず「InterCLASS」を活用していると語る。
「子どもが操作に困った時、まず、教卓で画面をチェックします。説明して解決できそうなら口頭でアドバイスをしますが、できない場合は教卓から直接操作しますね」
先生PCで「InterCLASS」を立ち上げると、子ども達のPC画面が一覧で表示される。誰が何の作業をしているのかは一目瞭然。子ども達のPCのリモート操作も可能だ。画面チェックで、課題以外のことをしている子どもがいたら、インターネット禁止や操作ロックもかけられる。

現在は、最新の設備でスムーズに授業をしている本村先生だが、コンピュータ室のリニューアル前はかなり苦労されたという。
「30人のクラスでインターネットに接続しようとしても、よくて半分辿りつけるかどうか、というレベルでした。当時は、授業というよりトラブルを処理して回っていましたね。今は『InterCLASS』もあるので快適です」
ヘッドセットで子ども達と直接会話することもある。指示を送る時には、「メッセージ送信機能が便利」と本村先生は言う。
「子供たちがPCに夢中になっていると、口で言ってもなかなか耳に入らないので、画面に『話を聞きましょう』『手を止めましょう』などメッセージをポンと出すと効果的です。授業のアクティビティにも『InterCLASS』を活用しています。サイトを見たり、ローマ字で詩を書いたり、どんな時でも『InterCLASS』の機能を使っていますね」

プロジェクター&スクリーンで小文字の形を視覚的に印象づける

▲靍野先生自作のパワーポイントファイルで小文字を学習。

一方、6年1組の教室では、靍野先生による「英語活動」が行われていた。当日の課題は「小文字を覚えよう」。4年生からローマ字を学習しているためアルファベットの素地はあるが、小文字だけに集中して取り組むのは初めてだという。子ども達には、靍野先生手作りのプリントが配られた。ABCD…の大文字が印字されており、その下に小文字を書き込んでいく。
また、スクリーンには、大文字が大きく映し出された。こちらは、靍野先生自作のパワーポイントのファイルだ。靍野先生は、普段からプロジェクターを活用しているという。
靍野先生がノートパソコンのEnterキーを叩くたびに、Aの下にはa、Bの下にはb、と順番に小文字が現れる。aからzまでひと文字ずつ丁寧に形を確認していくうちに、子ども達からは「先生、dはbと逆になってるんだ」「fは傘に似てるよ」と次々に意見が飛び出した。視覚的な特徴を捉えられたことによって、自然と学びに広がりが生まれたようだ。

続いては、スクリーンにランダムに散らばった小文字から正解を探すアクティビティ。
「Gの小文字は?」
指名された児童がスクリーンのgを棒で指すと、gがスッとGの下へと移動する。靍野先生が仕掛けたアニメーションだ。
最後に展開された身近なものを英語で書くアクティビティでは、clock、watch、signalなど、靍野先生が自宅や学校付近で撮影した画像を表示しながら書き取りに挑戦。子ども達は、スクリーンに映し出される写真に盛りあがりながら楽しくチャレンジした。

靍野先生は、英語だけでなく、社会科の資料(図、グラフ、写真)を見せる時にもプロジェクターを使っているという。
「子ども達も大分プロジェクターに慣れてきたので物珍しそうな反応はしませんが、手元にあるものが黒板にも大きく写されると、教える側も説明しやすいですよね。普段は、プロジェクターを授業の最初やまとめで使うことが多いです。スクリーンの一部を四角で隠して、『ここは何でしょう?』など、簡単なおさらいにも使っています」

中間モニタの動画視聴にはリアルタイム転送の「SMART300」を活用

▲「SMART300」は中間モニタにリアルタイムで画像を転送できる。

靍野先生によると、学習の一環として、コンピュータ室の中間モニタで動画を視聴することもあるという。
「社会科の単元のまとめなどのタイミングで動画を利用しています。たとえば戦争のことなど、映像だと子どもによく伝わりますから」
中間モニタでの動画再生には、「SMART300」が活用されている。  「SMART300」は、PCやLANに負担を与えずに、先生PCの画像や動画をリアルタイムで転送できるシステムで、本村先生も活用していると語る。
「3年生の理科では、太陽の一日の動きやチョウの成長などの動画を見せています」
ボタンひとつで子ども達のPCに一斉送信できるので、操作は簡単だという。
今後も、粟野小学校の先生方の授業のサポートとして、ICTのシステムや機器がますます活用されていくことだろう。

  • 6年1組担任

    靍野寛男先生

  • 3年2組担任

    本村弘幸先生

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