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企業情報 2018年03月30日

保健医療経営大学と「次世代学習プラットフォームの開発と検証」に関する実証研究を開始

国内初、LINE@を活用し大量の学習履歴を収集・分析する環境を整備

 

 学校教育向けのICT利活用を支援する、チエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:川居 睦、以下チエル)と、保健医療経営大学(福岡県みやま市、学長:廣田 良夫)は、「次世代学習プラットフォームの開発と検証」に関する共同研究契約を開始いたします。
なお、本研究で対象としているLINE@を利用した学習プラットフォームの開発と、学習履歴の蓄積およびビッグデータ分析による教育効果の測定に関する実証研究は国内初※1となります。 

研究概要

 

情報通信技術を利用した学習と教育が進展するにつれて、学習・教育システムに自動的に蓄積される大量の履歴データを分析し活用する「学習データ分析(Learning Analytics)」の研究が活発になってきており、その適用と成果が期待されています。
本共同研究では、日常的なコミュニケーション手段として浸透しているLINEを利用した学習プラットフォームを構築することにより、高校生や大学生の学習を促進させるためのコミュニケーション機能の提供、システム利用に伴って蓄積された学習履歴データの可視化、学習者の能力や学習形態に適した教材の提示、大量の学習履歴の収集とビッグデータ分析による教材の改善、システム全体の有効性の検証と、段階的に実施していきます。
また、IMSグローバルコンソーシアムが提供している学習履歴の国際標準である、LTI(Learning Tools Interoperability:アプリケーション間連携の仕組み)、QTI(Question and Test Interoperability:演習問題・ドリル・テストなどの交換形式)、Caliper Analytics(学習活動を記録・分析するためのフレームワーク)の機能を付加することにより、システム間の相互学習コンテンツの品質が飛躍的に向上でき、学習者に対し、より的確な指導や学習支援の提供が可能になります。

 

共同研究の枠組み

 

 

 チエル株式会社は学習教材の一つとして、『旺文社・英検CAT』のクラウド型教材の一部を提供いたします。『旺文社・英検CAT』とは、学校向けのクラウド型教材配信サービス「CHIeru.net(チエル ドット ネット)」を通じて、英検5級から1級までのレベルに対応した英検対策教材です。学校現場で延べ300万人を超える学習者に利用されています。
今後は、本共同研究で得られる学習結果を分析し、アダプティブ・ラーニングを目指した機能強化など、製品改善に役立てることにより、学習者・教員への研究成果の還元を目指します。

 

※1 2018年3月時点(弊社調べ)

 

チエル株式会社について【東証ジャスダック・コード番号:3933】

 「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げて2006年10月に設立。シェア NO.1 のフルデジタル CALL システム『CaLabo EX』をはじめ、タブレット対応授業支援システム、延べユーザー数が300万人を超えるクラウド型教材配信サービス『CHIeru.net』などの開発・制作を手がける、学校教育市場に特化した ICT 専業メーカーです。

【 取材に関するお問合せ先 】
チエル 株式会社  社長室 広報担当 山田 彩夏
TEL: 03-6712-9721
E-Mail: chieru-info@chieru.co.jp

 

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