学校教育向けのICT利活用を支援する、チエル株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：川居睦）は、2020年10月1日、G Suite for Education に蓄積された学習履歴（スタディ・ログ）を学習の指導に活用するための新製品「InterCLASS® Assessment Support」を新発売し、同製品がGIGAスクール構想下での Chromebook 活用に最適な「チエル Chromebook 活用パック」に加わることを発表いたします。

2019年12月公表されたGIGAスクール構想の実現パッケージでは「1人1台の実現」が掲げられており、学校におけるICT環境整備が急速に進む見通しです。本構想では、学習者用端末の標準仕様の一つとして Google Chrome OS™ の端末が挙げられており、Chromebook の採用を決定した自治体も多く見られます。また、学習履歴（スタディ・ログ）は、誰一人取り残すことなく全ての子供たちの力を最大限に引き出すために活用が期待されており、文部科学省においても利活用に関する有識者会議が設置*¹ されております。

当社は2019年4月に Google for Education™ パートナープログラムにおいて技術パートナーの認定を取得、2020年3月には3製品*² をパックにした「チエル Chromebook 活用パック」を販売開始いたしました。この度、学習履歴を活用した学習指導支援ツール「InterCLASS Assessment Support」（以下ICASという）を新発売し、チエル Chromebook 活用パックの1製品として展開して参ります。

*¹　文部科学省『教育データの利活用に関する有識者会議の設置について』（令和２年６月１８日）

*²　Google管理コンソールの運用支援を行うツール『InterCLASS Console Support』、
　　協働学習を支援し画面共有等が可能となるツール『InterCLASS for Chrome』、
　　持ち帰り学習やLTE通信の際にもフィルタリングが可能となるツール『InterCLASS Filtering Service』計3製品

学習指導支援ツール 「ICAS」

ICASは G Suite for Education の学習履歴（スタディ・ログ） を活用した学習指導支援ツールです。ICASを活用頂くことで特段のアンケートを行うことなく、ICT機器の活用状況を可視化することができる他、学習指導に関する定量データを見える化できます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 ※上記は開発中の画面になりますので実際の画面とは異なります。

図表：ICAS画面イメージ 

本製品の特長*³

G Suite for Education のスタディ・ログを可視化

　⇒学習履歴をとるためのアンケート等は不要

立場に応じて表示可能なスタディ・ログが変化

　⇒教育委員会、先生等のお立場によって見たいスタディ・ログを確認することができます

取得出来るスタディ・ログやグラフは今後も増加

　⇒みなさまのご要望に応じて、機能が増えていく予定です

*³ 本製品は、お客様が保有するデータを加工し可視化を支援するものであり、本処理及び表示はお客様契約の G Suite for Education 内で行われます。よって、本製品のサービスは、お客様の許諾を頂いた場合のみ提供されます。無しに弊社を含む第三者による閲覧はできません。

チエル株式会社について
【東証ジャスダック・コード番号：3933】

「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げて設立。シェア NO.1 のフルデジタル CALL システムや、タブレット対応授業支援システム、クラウド型教材配信サービスなどの開発・制作を手がける、教育市場に特化した ICT 専業メーカーです。2019年4月には Google for Education パートナープログラムにおいて技術パートナー認定を取得しました。

※Chromebook 、G Suite for Education 、Google for Education 、 Google Chrome OS は、Google LLC の商標です。

※その他、記載されている会社名および商品名は各社の商標もしくは登録商標です。
※記載されている内容は、予告なしに変更または中止されることがございます。

【 取材に関するお問合せ先 】
チエル 株式会社 　社長室
TEL: 03-6712-9721
E-Mail:chieru-info@chieru.co.jp