中央教育審議会での議論が進み、次期学習指 導要領のおおまかな形が見え始めた。教育課程の弾力的な運用が可能となり、教育の自由度が大きく広がる一方で、自治体や学校には明確なビジョンと高度なマネジメント力が求められ、責任はこれまで以上に重くなる。新しい時代に向け、今から備えておくべきことは何か。


本セミナーではチエルマガジン最新号の誌面に登場いただいた先生方をお迎えし、最新事例を対談形式でより深掘りしてご紹介します。

今回は、「~研究開発学校の春日井市2校の校長先生に聞く~『情報の時間』の教育課程で育む資質・能力とその成果」と題し、春日井市立 出川小学校 校長の仲渡 隆真先生と、春日井市立 高森台中学校 校長の井村 亜紀子 先生をお招きし、「情報の時間」と呼ばれる、小学校から中学校までの9年間にわたって情報活用能力を学ぶ教育課程のお取り組み事例について深堀りし、お届けします。

本セミナーを通じて、先生方はICT活用をベースに、どのように授業力を向上させていくか、また教育委員会や管理職は何をすべきかのヒントをお伝えできればと思います。

先生になりたい学生の皆様のご参加も大歓迎です。是非チエルマガジンセミナー2025年秋冬にご参加ください。

※本セミナーにて紹介する記事は、2025年10月発行の「チエルマガジン2025年秋冬号」に掲載されております。
本セミナーを機に、チエルマガジンの無料定期配送にも是非お申し込みください。 (学校の教職員、教育委員会、教員志望の学生の方が対象です)

堀田先生のメッセージ(インタビューより抜粋)

 

今、中央教育審議会の教育課程企画特別部会では、2030年度スタートが見込まれる次期学習指導要領の検討が進んでいます。このチエルマガジンが発行される10月までには、集中審議の結果をまとめた論点整理が出される見通しです。2024年12月に行われた文部科学大臣からの諮問では、次期学習指導要領の方向性を示す4つのポイントが打ち出されました。

①質の高い、深い学びを実現し、分かりやすく使いやすい学習指導要領の在り方
②多様な子供たちを包摂する柔軟な教育課程の在り方
③各教科等やその目標・内容の在り方
④教育課程の実施に伴う負担への対応を含む、学習指導要領の趣旨の着実な実現のための方策

今回は、この中でも特に②柔軟な教育課程の在り方 についてお話ししたいと思います

※本セミナーにて紹介する記事は、2025年10月発行の「チエルマガジン2025年秋冬号」に掲載されております。

登壇者

東京学芸大学教職大学院
教授/学長特別補佐

堀田 龍也 先生

春日井市立 出川小学校
校長

仲渡 隆真 先生

春日井市立 高森台中学校
校長

井村 亜紀子 先生

チエル株式会社
チエルマガジン編集長

粟田 輝

プログラム

「チエルマガジン」最新号のコンテンツ概要

東京学芸大学教職大学院・教授/学長特別補佐

堀田 龍也 先生


春日井市の理念と実践を整理・構成した「情報の時間」。
育てたいのは、「生涯にわたって学び続ける」子供

春日井市立 出川小学校
校長

仲渡 隆真 先生

春日井市立 高森台中学校
校長

井村 亜紀子 先生


チエルマガジンの企画・編集側より

チエル株式会社
チエルマガジン編集長

粟田 輝

セミナー情報

日程2025年10月12日(日) 11:00~12:00
開催場所ウェビナー形式 (YouTube ライブ)
対象・都道府県及び市区町村の教育委員会の皆様
・全国の学校現場の先生方
・教員志望者の学生の皆様
参加費無料(事前登録制)
参加方法こちらのフォームよりお申し込みください。 申し込みはセミナー当日の午前9時まで受け付けております。
主催チエル株式会社
お問合せチエルセミナー事務局
E-mail: seminar@chieru.com (営業時間 : 10:00~17:00 土日祝・弊社指定休日は除く)

|愛知県|春日井市立出川小学校/高森台中学校

春日井市の理念と実践を整理・構成した「情報の時間」。
育てたいのは、「生涯にわたって学び続ける」子供

愛知県春日井市は、GIGAスクール構想における端末やクラウドの活用で全国的に注目されている先進的な自治体です。現在、文部科学省の研究開発学校の指定を受け、「情報の時間」という独自の教育カリキュラムに取り組んでいます。これは、小学校から中学校までの9年間にわたり「情報活用能力」を学ぶもので、単なるICT操作スキルの習得だけを目的としているわけではありません 。

春日井市が「情報の時間」で本当に育てたいのは、「生涯にわたって学び続ける力」です 。 高森台中学校の教頭である小川晋先生によると、学び続ける方法を身につけさせるために、探究的な学びの過程である「課題の設定」「情報の収集」「整理・分析」「まとめ・表現」といった「学習の基盤となる資質・能力」を「情報の時間」で習得させたいと考えています 。

「情報の時間」は、他者と比べるのではなく「昨日の自分と比べて成長する」という「向上目標」の考え方に基づいて動いています。春日井市教育委員会 教育研究所 教官DX推進専門官の水谷年孝先生は、より良い学校教育を実現するために、終わりなく高みを目指す仕組みとして、これからも歩み続けると語っています 。


「チエルマガジン」はICT教育の最新事例インタビューを多数掲載しています。
ぜひ、チエルマガジンの定期配送(無料)も併せてお申し込みください。

(学校の教職員及び教育委員会の方が対象です)

※ チエルマガジンはお申し込み後発送まで1週間程度いただいております。

申込フォーム

ページ トップ