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製品 2022年08月23日

教育委員会が各学校の通信状況を一元管理できる『Tbridge®︎ T-Manager』を提供開始 デジタル教科書導入で更なる通信負荷が見込まれる学校現場のトラブル解決を大幅に効率化

学校教育向けにICT利活用を支援するチエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:粟田  輝)は、当社既存製品である『Tbridge®︎(ティーブリッジ)』と連携させることで教育委員会が管轄する学校の通信状況を一元管理できるネットワークの統合通信可視化システム『Tbridge®︎ T-Manager(ティーブリッジ ティーマネージャー)』を8月31日(水)より提供開始します。今後導入が進むデジタル教科書が学校内で活用されることで見込まれる通信負荷の増大に対応すべく、学校における通信環境の安定化と管理の効率化を実現します。

 

『Tbridge®︎ T-Manager(ティーブリッジ ティーマネージャー)』の詳細はこちら

URL: https://chieru.co.jp/products/system/t-manager/ 

          

既存製品『Tbridge®︎』、新製品『Tbridge®︎ T-Manager』について

 

『Tbridge®︎』は、当社が2014年から提供している学校向けの無線通信可視化、安定化システムです。学校現場において、複数の端末(PC、タブレットなど)からデジタル教科書等のコンテンツに対し同時に接続する際に起きやすい、無線LANの「遅い」、「よく切れる」、「つながらない」といった問題を可視化し、ネットワークが不安定になる原因を制御することで安定化させ遅延要因を解消します。無線インフラの拡張やアップグレードをする必要はなく、安定した無線LAN環境を実現できます。

 

これまで『Tbridge®︎ T-Manager』がない環境では、『Tbridge®︎』で自動解決できない問題が起きた際、教育委員会が提携する保守事業者などが直接各学校に訪問して問題を調査する必要がありました。『Tbridge®︎ T-Manager』を追加で導入いただくことで、『Tbridge®︎』で自動解決できない通信経路上の不具合が起きた場合でも、教育委員会がその場で問題を把握して迅速に対処することが可能となります。また、ネットワークの利用状況や品質を定量的に把握できるため、ネットワーク管理工数の大幅な効率化が行える他、効果的な回線増強や機器入れ替えなどの投資判断がより的確になります。

 

『Tbridge®︎ T-Manager(ティーブリッジ ティーマネージャー)』の製品の特長

 

特長① 管理したい組織全体のネットワークの利用状況や品質をリアルタイムで一元監視・管理可能

 

トラフィック量やパケットロス、再転送、転送遅延、TCPセッション数、接続ユーザ数を総合計や組織ごと、ノード(各学校に設置している『Tbridge®︎』)ごとに一覧表示

 

特長② 異常通信、失敗通信を検出し管理者へアラート通知

 

通信セッションごとに接続元IP、接続先IP(ドメイン表示可)の通信詳細をログとして記録することで、通信品質の悪化を管理者がいち早く検知、対処可能

 

特長③ 『Tbridge®(ティーブリッジ)』本体の統合管理設定

 

管理者が通信センサーとして設置した『Tbridge®』本体の状態を監視、設定することが可能で、ファームウェアのアップデートなどを本製品側から一斉に実行、適用することができる

 

・製品名称:『Tbridge®︎ T-Manager(ティーブリッジ ティーマネージャー)』

・価格:お問い合わせください

・発売日:2022年8月31日(水)

・商品サイト:https://chieru.co.jp/products/system/t-manager/ 

・製品に関するお問い合わせ:https://www.chieru.co.jp/mailform/inquiry/

 

本製品の開発背景

GIGAスクール構想がスタートして2年目となり、教育現場で1人1台端末の活用が進んでいます。今後デジタル教科書が全国で導入され端末活用がさらに進むと、通信の負荷も高まると想定されます。特に、複数のクラスで端末を同時利用することでネットワークに繋がりづらくなる可能性はこれまで以上に高まります。日常的にGIGA端末を活用するいわゆるAfter GIGAスクールにおいては、こうした通信の問題により大きな学習格差を生む恐れがあります。

 

こうした課題を最小限の「時間」、「工数」、「コスト」で解決するために『Tbridge®︎ T-Manager』を開発しました。大都市圏の教育委員会では数百校を一手に管轄しており、『Tbridge®︎ T-Manager』を利用することで大幅な作業効率化や作業時間、コスト削減を実現できます。

 

現在、『Tbridge®︎』は国内の約10%の自治体の教育委員会(約170自治体、約2000校)で導入いただいていますが、チエル調べでは、残り90%の自治体のほとんどの教育委員会でも、学校の通信環境の向上に向けて調査(アセスメント)を検討または実施しています。今後、無線同時接続における根本原因を可視化できる『Tbridge®︎』、『Tbridge®︎ T-Manager』によるご支援の余地が大きいと考えています。

 

チエルでは、今後とも「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」という理念の実現に向け、さまざまな製品を通して望ましい教育環境の実現を支援してまいります。

 

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