チエル、シャープ株式会社の「RoBoHoN(ロボホン)」に搭載する教育機関向けアプリを開発
~第一弾としてスピーキング学習アプリをEDIX関西チエルブースにて展示予定~
学校教育向けのICT利活用を支援する、チエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:川居 睦、以下「チエル」)は、シャープ株式会社が提供するモバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」に搭載可能な教育機関向けアプリの開発に取り組みます。
第一弾として、スピーキング学習アプリケーション『CaLabo Language(キャラボランゲージ)for RoBoHoN』を開発し、11月7日から9日に開催される「第2回 [関西] 教育ITソリューションEXPO」のチエルブースにおいて展示を予定しています。
開発の背景
2020年度から全面実施される新学習指導要領では、小学3・4年生で外国語活動の導入、さらに5・6年生においては英語の教科化が定められています。
一方で、ロボットや人工知能(AI)の目覚ましい発展に伴い、日常のあらゆる場面で子どもたちがデジタルに触れる機会が増えてきました。
チエルはこれまで、国内トップシェアのCALLシステム『CaLabo EX(キャラボ イーエックス)』を、豊富なデジタル教材とともに、全国で1,300校以上、海外で20か国以上の学校に導入し、主に高校・大学の語学学習環境の整備に貢献してきました。『CaLabo Language for RoBoHoN』は、チエルがCALL教室の整備で培った技術とノウハウをもとに新たに開発したスピーキング学習アプリケーション『CaLabo Language』がベースとなっており、「ロボホン」を通じて子供たちの発音を評価する機能や、子供たちに正しい発音を聞かせる機能を搭載しています。
「英語4技能強化」や「先生の働き方改革」が強く謳われる昨今、子供たちに「使える英語」を楽しく自発的に修得してほしいとの想いで、本アプリケーションを開発する運びとなりました。
アプリケーションの特長
発音トレーニング機能
児童が「ロボホン」に向かって話しかけた録音音声を、音声解析エンジンを用いて、「英語発音」と「リズム」を自動判定し、評価を行います。何度も話しかけることで、正しい発音を身につけることができます。
ネイティブ音声での発音機能
発音したい英語をテキストで入力することで、「ロボホン」が先生の代わりとなって、発音してくれます。
※「ロボホン」と接続されたPCに、専用ソフトウェアのインストールが必要です
発音トレーニングのイメージ
チエル株式会社について
【東証ジャスダック・コード番号:3933】
「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げて2006年10月に設立。シェア NO.1 のフルデジタル CALL システム『CaLabo EX』をはじめ、タブレット対応授業支援システム、延べユーザー数が300万人を超えるクラウド型教材配信サービス『CHIeru.net』などの開発・制作を手がける、学校教育市場に特化した ICT 専業メーカーです。
【 取材に関するお問合せ先 】
チエル 株式会社 社長室
TEL: 03-6712-9721
E-Mail:chieru-info@chieru.co.jp