チエル、「データ通信再生装置・再生方法・再生プログラム」に関する特許を取得
~当該特許を活用した「製品開発パートナー」を募集します~
学校教育向けのICT利活用を支援する、チエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:川居 睦、以下チエル)は、2018年7月13日(金)、「データ通信再生装置、データ通信再生方法及びデータ通信再生プログラム」に関する、日本における特許を取得いたしましたので、お知らせいたします。
【特許権の概要】 特許番号: 第6368843号 発明の名称: データ通信再生装置、データ通信再生方法及びデータ通信再生プログラム |
本特許の概要
昨今、様々な場面で活用されているアクティブ・ラーニング型授業では、教員用のPC(以下、「教員PC」とする)と学習者用のPC(以下、「学習者PC」とする)との間、または学習者PC間で、音声や画像等のデータの通信を行うケースが多く見られます。データ通信のうち「音声データ」のやりとりに関しては、自身が発した音が相手のPCを経由して遅れて戻ってくる、いわゆる「エコー」が発生します。このようなエコーによる問題を、これまでのノイズキャンセリングの仕組みよりも容易に解決する仕組みの考案が本特許です。
具体的には、①教員PCでキャプチャした音声を、②モノラル音声として転送し、③学習者PCでステレオ音声に分離し、④左チャネルは通常再生、右チャネルは逆位相で再生します。⑤学習者PCでキャプチャした音も含め、⑥モノラル音声として転送し、⑦改めてステレオ音声に分離、⑧同じく左チャネルは通常再生、右チャネルは逆位相で再生します。
このような仕組みで音声データをやりとりすることで、専用のハードウェアや新たなノイズを発生させることなく、自身のPCの音声が戻り二重に聞こえる、「エコー」を無くすことが可能となります。
本特許を活用した「製品開発パートナー」を募集
本特許は、複数のPC間でマイクやPC音声の相互の転送、再生を必要とするインターネット通話アプリ、Web会議システムといった様々な場面で容易にエコーを取り除くことができる画期的なシステムです。
チエルでは、この仕組みを使った製品開発を行うパートナーを広く募集いたします。
ご興味・ご関心をお持ちの方は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
チエル株式会社について【東証ジャスダック・コード番号:3933】
「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げて2006年10月に設立。シェア NO.1 のフルデジタル CALL システム『CaLabo EX』をはじめ、タブレット対応授業支援システム、延べユーザー数が300万人を超えるクラウド型教材配信サービス『CHIeru.net』などの開発・制作を手がける、学校教育市場に特化した ICT 専業メーカーです。
【 取材に関するお問合せ先 】
チエル 株式会社 社長室 山田 彩夏
TEL: 03-6712-9721
E-Mail:chieru-info@chieru.co.jp