Case Studies

社会で生きる力を養う 山梨学院小の先進的な取り組み

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クリッカーを手に、回答を思案する児童たち。

 鈴木先生によると、このクラスの子どもたちはクリッカーを使い始めて2,3カ月だというが、授業中も操作に戸惑うような素振りは全く見せず、どの子も難なく操作しているようだった。実際に、操作方法は1回目の授業でみんな習得してしまったという。
「教師にとっても、クラス全体の思考がわかるというのは便利」と鈴木先生。子どもたちの理解度に応じて、的確に解説を交えながら進行する授業を拝見し、確かにクリッカーの効果を見て取ることができた。現在は主に大学などで活用されるケースが多いクリッカーだが、今回の取材を通して、初等・中等教育でも十分に成果を発揮しうるシステムだということが実感できた。

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